シワ タルミ フェイスリフト

糸のリフト

5.糸のリフト(アプトス、スレッド、フェザー、ロシアンリフト)

以前ロシアンリフトと呼ばれマスコミを賑わせた手技は今はスレッドリフトと言われることが多いのですが、これはアプトスやワプトスと言われる髪の毛並みの細い糸を針で皮下に通し吊り上げる施術です。糸には特殊な毛羽立ちが細工してあり、糸が中心に向かい収縮する際に毛羽立ちが軟部組織に引っかかってリフトアップさせるのが特色です。短時間に終わり皮膚に肉眼で分かる傷跡を残しません。もっともこのリフトは従来の切開するフェイスリフト程の劇的な効果は望めません。

ケーブルスーチャー

6.ケーブルスチャー

日系のゴードン・ササキDr.の開発したケーブルスーチャーという鼻唇溝のシワ、その上の弛み改善の手技があります。 これは術直後に最大の緊張が生じるため単独で強力に吊り上げると頬骨前の組織が外上方に出っ張る形になり、どうも自然にスッキリ若返る感じとはなりません。やはり切らなくて若返る手技には、限界や欠点もあります。しかし従来の切るフェイスリフトと併用には良いと思います。

美容外科学会での発表

7.日本美容外科学会での動向

糸のリフトの発表もしばしがありますが、効果の持続が短い事が挙げられています。溶ける糸のハッピーリフトは溶ける分、効果は早めなくなり、最近出たシルエットリフトはコーンの引っ掛かりが強力だから初期の吊り上げは効果的だが、コーンが溶けてからは詳細不明?でもアプトスよりは持つような気がします。などと言った発言があります。